よーし海外旅行にいくぞ!でもネットの契約どうしよう・・・
海外旅行でのインターネット利用は必須ですよね?
GoogleマップやUberなどの配車アプリや決済アプリの利用など、旅行には欠かせないものだと思います。
インターネットを使うためには、現地のSIMカードやe-SIM、Wi-Fiルーターなどいろんな方法があると思いますが、
- 設定方法が難しそうだからいつも同じ方法を使っている
- いろんな方法があるのは知っているけど、結局どの方法が一番安いのかわからない
- 調べるのが面倒だから、知っている方法しか使わない
こんな人多いのではないでしょうか?
せっかくの海外旅行なので、必要経費はできる限り抑えて、現地での楽しみにお金を使った方がいいですよね。
これまで20ヶ国以上した僕がオススメする方法について解説したいと思います。
携帯キャリアの海外ローミング機能
まずは携帯各社が提供しているローミングサービスについてです。
データローミングとは、海外滞在中に現地の通信事業者のネットワーク回線を利用して、データ通信を行う仕組みです。契約している通信事業者の通信設備(インフラ)と接続して行います。
UQモバイルHPより(https://www.uqwimax.jp/mobile/gimon/dataroaming/)
難しく書いてありますが、日本で契約している携帯会社のまま海外のネットワークを利用する方法になります。
大手携帯キャリア(docomo、au、SoftBank、楽天)はどの会社でも提供しています。事前に申し込みをしておくだけで特に面談な設定等が不要です。
基本的には設定のローミング機能をONにするだけですが、勝手に現地の通信キャリアの電波を拾って使えるようになります。
その分、金額はそのほかの方法よりも高くなる傾向にあります。
携帯会社 | サービス名 | 値段 | 備考 |
NTTドコモ | 世界そのままギガ | 980円/日 | ・2日以上の利用で割引 ・月間30GBまで ・日本で契約の容量から利用される |
ahamo | 海外データ定額 | 2970円/月 ※追加料金なし | ・追加料金は不要 ・利用上限は20GB/月まで ・初回利用から15日間のみ ・日本で契約の容量から利用される |
au ※UQモバイルも同じ | 世界データ定額 | 490-690円/日 ※早割利用時 | ・早割を利用しない場合980円/円 ・3GB/日で速度制限 ・日本で契約の容量から利用される |
SoftBank ※LINMO、Y!mobileも同じ | 海外あんしん定額 | 980円/日 | ・3GB/日で速度制限 ・アメリカ放題でハワイ/アメリカは無料 |
楽天 | 海外ローミング ※名称なし | 1GBあたり500円 | ・2GBまでは利用無料 ・必要に応じて容量を追加 |
簡単に各社の料金や注意点をまとめてみました。(2024.2時点)
すでに大手のキャリアと契約していて、設定が面倒な方については選択肢の1つになるかもしれません。以下にオススメの人やパターンをまとめてみたので参考にしてください。
\こんな人にオススメ/
・ソフトバンクユーザで行き先がアメリカ、ハワイの人
・すでにahamoを契約していて、2週間以下の旅行期間の人
・楽天モバイルを契約していて、そんなにたくさんデータを使わない人
・余計な設定に時間をかけたくない人
海外で使用できるWi-Fiルーターのレンタル
ひと昔前には主流だった海外Wi-Fiルーターのレンタルです。
事前にネットで申し込んでおいて、出国前に空港で受け取り、帰国後に返却する方法です。
グローバルWi-Fiさんが有名じゃないでしょうか。簡単にメリットとデメリットをまとめておきます。
本サイトから申し込んだ場合で、国にもよりますが1,000円〜2,000円/日、価格.comなどのサイトを経由すると500円〜1,000円/日で利用可能です。
メリット
・空港で受け取るだけで難しい設定は不要
・キャンペーン等をうまく活用すれば、ローミングより安い場合がある
・複数人で利用できるので、グループ旅行の場合は1人あたりの金額は安くなる可能性もある
デメリット
・荷物が重くなってしまう
・スマホと同様に電池切れに気をつける必要がある
・紛失した場合に費用負担が必要(保険に入るとその分料金が上乗せ)
・1人1台使う場合は割高なことが多い
ツアーなどでずっと一緒に利用する場合などは、もしかしたら割安になることもあるかもしれませんが、一緒に旅行に行っている友達などとはぐれてしまった場合など、肝心な時に使えないリスクがありますし、電池が切れてしまった場合にも利用できなくなってしまうので個人的にはあまりオススメしません。
現地のSIMカードを利用
現地で購入したSIMカードを利用する方法です。
最近は大体どの空港にもツーリスト向けのSIMカードが売られています。国にもよりますが、大体の国ではこの方法が最安になると思います。1週間3-7GBくらいでしたら1,000円以下で手に入ることも少なくありません。
現地で買うより少し割高になる場合もありますが、Amazonでも複数国で使えるSIMカードも販売しているので、現地で設定ができないとか、売っているか調べても分からない場合などは事前に購入していくのもありかもしれません。
僕もトランジットで複数国で旅行する場合などはAmazonで購入していくこともあります。
必要なものとしてはSIMフリーのスマホが必要となりますが、基本的にどのキャリアで購入してもSIMロック解除を申し込めば無料で実施できます。
あとは、SIMを入れ替えた後に設定などが必要な場合があるのですが、基本的に空港などで購入した場合には店員さんが設定まで実施してくれることがほとんどです。英語でのやりとりもほとんど必要ないので、お任せしてみたらいいと思います。
メリット
・1番安くなることが多い
・旅行日程や容量でSIMカードを選ぶことができる
・電話番号が付いてくることが多いので、現地の電話番号を入手することができる。
デメリット
・設定がやや難しい
・旅行先によっては現地で調達できない可能性があるので事前調査が必要
僕も基本的には現地でSIMカードを購入することが多いので、この方法がお勧めです。
ある程度旅行慣れしている人はこの方法がいいのではないでしょうか?
海外用のe-SIMを利用する
最近メジャーになってきたe-SIMです。
eSIMとはEmbedded SIMの略で、組み込み式のSIMカードを意味します。通常、モバイル端末のSIMカードは取り外しが可能ですが、eSIMの場合はSIM機能があらかじめ端末に組み込まれています。eSIM対応の端末は、物理的なSIMカードを使わずにモバイル通信プランを設定することができるため、契約の際に郵送などでSIMカードの受け渡しをしたり、脱着をしたりする手間が不要になります。
NTT docomo business HPより(https://www.ntt.com/bizon/glossary/e-e/esim.html)
最近購入したスマホであれば、大体はe-SIM対応しているのではないでしょうか?自分のスマホがe-SIM対応かは「端末名 e-SIM対応」などで検索したら出てくると思います。iPhoneの場合でいくと、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降はe-SIM対応となっていますので、Androidでもその時期以降のスマホは対応している可能性が高いと思います。
設定についてはQRコードで読み込む必要があったりしますが、そこまで難しいものではないかと思います。
価格については現地SIMと同等もしくは国によってはそれよりも安い場合も結構あります。
こちらのWEBサイトで料金や容量の検索ができるので、調べてみることをオススメします。ほとんど英語のサイトに飛ぶのですが、ブラウザの翻訳機能を使いながら申し込みまでいけると思います。
価格的にも1週間以内で容量にもよりますが、1,000円以下、高くても2,000円以下で購入することが可能だと思います。
メリット
・安い
・旅行前に手配することができる
・選べる種類が豊富(低容量から大容量、旅行期間に応じて選ぶことが可能)
デメリット
・慣れていないと設定が難しい
・購入が英語サイトが多い
まとめ
- 基本的にはe-SIMと現地空港のSIMの情報を調べて安い方や自分の旅行日程に合っているものを選択が最適
- 旅行が4日以下の場合で日本で大手キャリアを使っている人で面倒な人はローミング
- ソフトバンク利用で行き先がアメリカ(ハワイ)の場合はアメリカ放題
- ahamo利用の場合で15日以下の場合はそのままahamoを利用
以上、4つの方法の比較でした。
自分の環境に合っているものを選んで必要経費はケチってその分旅行を楽しみましょう!
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